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アレルギーの話

アレルギーを勉強するためにアレルギーについて調べてました。

アトピー性皮膚炎をより悪化させる「汗アレルギー」とは?

アトピー性皮膚炎をより悪化させる「汗アレルギー」とは?

アトピー性皮膚炎は非常に有名な病名です。皮膚が荒れ、強い痒みを引き起こし、それを引っ掻いてしまうことによりさらに悪化するアレルギー疾患の代表として有名な病気です。特にこの夏場肘関節や膝関節部分のかゆみや肌荒れがある方は汗が原因と以前より考えられていましたが、最近このアトピー性皮膚炎が自分の汗によってさらに悪くなる機序が分かってきました。その機序はまさに「汗アレルギー」とも言われるものです。

「汗アレルギー」の機序とは

そもそもアレルギーとはどのようにして起こるのでしょうか。アレルギーにはいくつかの「型」があるのですが、汗アレルギーはその中の1型アレルギーに該当すると考えられています。

ある物質に体の組織が晒されると、それに対応したIgEという物質が晒された組織の周辺の肥満細胞という細胞に結合します。この状態でもう一度同じ物質に晒されると、次は過剰な反応が起こってしまい、ヒスタミンというかゆみを誘発する物質が大量にIgEが結合した肥満細胞から分泌されます。ヒスタミンは血管から水分を滲みださせる効果があるので、これによって皮下に水が溜まってしまったようなむくみに近い状態になります。この1型アレルギーの代表例では蕁麻疹などがあります。

アトピー性皮膚炎の患者は自身の汗に対してこの1型アレルギー反応が起こってしまい、その症状を悪化させる、ということがわかってきたのです。また健康な人に対してはこの症状はほとんど全く見られないことも明らかになりました。

マラセチア菌との関係

人の皮膚には常在菌としてマラセチア菌という真菌がいます。マラセチア菌は皮脂を分解するリパーゼという酵素を分泌し、皮脂を遊離脂肪酸とグリセリンに分解、遊離脂肪酸が酸化されると毒性のある過酸化脂質に変化し、皮膚に炎症を起こします。マラセチア菌は背中のニキビや脂漏性皮膚炎などに関与する菌でアトピー性皮膚炎とは直接関連はありませんが、汗アレルギーがあるアトピー性皮膚炎の患者さんはマラセチア菌に対するアレルギーとの関連性が指摘されています。

汗アレルギーに対する対処法は?

大事なのはどうやってこのアレルギーに対処していくか、ですね。汗に対する最も手軽で確実な方法はシャワーを浴びる、というものです。汗を物理的に流してしまうという方法ですね。この方法を用いたアトピー患者は、シャワーを浴びなかった集団よりもアトピー性皮膚炎が改善すると言われています。また最も汗をかく時期である8月前後にシャワーを浴びるとより効果的であったことが証明されています。
ただ、1日何回もシャワー浴びることが難しい人も多いと思います。市販のコンビニで売られている汗ふきシートは刺激があり、メントールなどが配合されていますので気持ちいいですが、薬品の刺激でアトピーを悪化させることがあります。そこで意外ですが汗で悩む方には余計な刺激物が含まれていない水のみの赤ちゃんのおしり拭きをおすすめします。

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以上アトピー性皮膚炎をより悪化させる「汗アレルギー」とはでした。